こんにちは。Adobe Analytics Data Warehouse(以下DWH)は、400行を超える大量のデータをエクスポートする際にとても便利な機能ですが、いくつか注意が必要なポイントがありますのでご紹介します。
※セグメントの互換性はセグメントビルダーのサンプルデータの下「製品の互換性」で確認できます。下記の図のようにData Warehouseが表示されないセグメントは互換性がありません。
セグメントビルダーで作成したセグメントでも、DWHではサポートされないものがあるとご存知でしたか?
筆者はとても驚いたので、備忘としてセグメントの互換性の詳細についてこちらに紹介します。基本的には、Analysis Workspace、Reports & Analytics、Ad Hoc Analysisは同じ、Data Warehouseが異なるようです。
Analysis Workspace Reports & Analytics Ad Hoc Analysis |
Data Warehouse | |
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除外 | あらゆるレベルでサポート。 | トップレベルの特殊なケースでのみサポート。 |
順次セグメント | サポート。 | サポートなし。 |
AND と OR の無制限の結合 | サポート。 | 一部制限(A AND NOT B ,として書き直すことのできる*(またはこの特性を含みこの特性を除外する)* セグメントのみがサポートされます)。 |
コンテナのネスト | サポート。 | 一部制限(スコープを狭くする必要があります。例えば、訪問者はヒットを含めることができるが、その逆はできません)。 |
セグメントの積み重ね | サポート。 | サポートなし。 |
次のディメンションは、Analysis Workspace、Reports & Analytics および Ad Hoc Analysis でのみサポートされます。
次のディメンションは、DWH でのみサポートされます。
次のディメンションは、DWH セグメントでは使用 できません 。
DWHで抽出したデータが変だな?と思ったら、一度セグメントの互換性を確認してみてください。
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