Adobe Analyticsの変数活用方法(リストprop編)

Adobe Analyticsの変数はトラフィック変数(prop)、コンバージョン変数(eVar)、イベント変数(events)など用途に合わせて利用可能な様々な機能が用意されています。さらに変数の中でも個別に便利な機能が沢山ありますが、多機能なため活用しきれていないことがあるのではないでしょうか?

 

本記事ではこのようなAdobe Analyitcs変数の活用方法について紹介していきたいと思います。第一回目はリストpropというpropの機能について紹介します。

リストpropの概要

リストpropは設定変更で利用可能となる特殊なprop変数で、1回のリクエストで複数の値を同時に計測することが出来るのが特徴となります。

 

例えば商品検索で複数の商品カテゴリーを指定可能なフォームがあったとします。 

訪問者がどの商品カテゴリーを指定して検索を行ったかを計測することで興味のある商品カテゴリーを把握できるかと思います。このような場合にリストpropを活用することで実現可能となります。

通常のProp

・実装内容

 prop2 = “test”;

・レポートでの表示

通常のProp

リストProp

・実装内容

 prop1 = “catA,catB,catC”;

・レポートでの表示

リストProp

設定方法

1.管理者メニューから「レポートスイートマネージャー」を開きます。

2.レポートスイートを選択し「設定を編集>トラフィック>トラフィック変数」でトラフィック変数の一覧を表示します。

3.該当変数の「リストのサポート」のチェックをONにし「値の区切り文字」でセパレーターを指定します。以下は例では「値の区切り文字」にカンマ「,」を指定しています。

設定方法

※セパレーターは自由に指定可能ですが、変数に設定する値に指定したセパレーターが含まれていると、その位置でデータが区切られてレポーティングされてしまいますので注意が必要です。

制限事項

・通常のpropと同様に指定可能な文字数は100バイトとなります。  

※100バイトを超えた場合は、100バイト以降のデータが切り落とされてレポーティングされます。

・同じ値を設定した場合、発生回数は重複カウントされます。

分類を使用したレポーティング

上述した通りリストPropは設定可能な文字数が100バイトとなっています。

例えば日本語の文字列を設定し100バイトを超えてしなった場合には、適切にレポーティングができなくなってしまいます。このため設定する値が100バイトを超えそうな場合には、日本語ではなく英数字を指定するようにし、分類でレポーティング時に日本語表示されるようにするのがよいでしょう。

以下のレポートは上記でprop1に設定したcatA、catB、catCの計測値を分類で日本語でレポーティングする例となります。

・分類ルール

計測値 分類データ
catA カテゴリーA
catB カテゴリーB
catC カテゴリーC

・分類後のレポート(分類名:c1.検索カテゴリー)

・分類後のレポート(分類名:c1.検索カテゴリー)

まとめ

今回はAdobe Analyitcs変数の活用方法について紹介しました。第一回目はリストpropについて紹介しましたが、今後も他の便利な機能について随時紹介していきたいと思います。

 

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