Report Builder(Adobe Analytics)の出力先にクラウド環境が指定できるようになりました

はじめに

Report Builderの出力先をしては、これまではメール送信/FTPしか選択できませんでしたが、Google、Azure、Amazonなどのクライド環境に出力できるようになりました。

利用できることによる利点

この機能がもたらすメリットは、たくさんあります。

 

  • クラウドにデータがあるので、必要な時に、必要な場所から、誰もがデータにアクセスできます。
  • 大量の履歴データを保存できます。
  • BIツール等の他ツールと自動連携が可能になります。
  • 一度設定すれば、指定した時間に自動でデータが更新されますので、常に最新のデータを保持できます。
  • など

Report Builderの設定方法

Report Builderの設定方法は以下の通りです。
  • Report Builderの右側のパネルの「スケジュールされたワークブック」から「ワークブックをスケジュー」を選択します。 Report Builderの設定方法​-1

  • 「その他配信」を選択し、「アカウントを追加」を選択します。 Report Builderの設定方法​-2

  • 「場所のアカウント名」「場所アカウントの説明」を設定し、「アカウントタイプ」を選択します。アカウントタイプは以下から選択します。
    Amazon S3 Role ARN
    Google Cloud Platform
    Azure SAS
    Azure RBAC Report Builderの設定方法​-3
  • 「アカウントのプロパティ」は、Amazonの場合はS3バケット名、GCPの場合はGCPアカウント内のバケット名などを指定し保存します。
  • 「スケジュールに従って送信」を選択します。

まとめ

共有するのが難しい、他ツールとの連携する場合でもワンクッション操作は必要、などありましたが、これでかなり便利になりますね。
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