データストリームの設定が完了しましたら、エクステンションあるいはルールで設定します。
Adobe Experience Platform Tagsプロパティでは、エクステンション「Adobe Experience Platform Web SDK」やルール(「Adobe Experience Platform Web SDK」のアクションタイプSend eventなど)に以下の設定項目があります。
エクステンションのDatastream Configuration Overrides例
こちらの項目ではデータストリームの一部設定の上書きも可能で、選択中のデータストリームにAdobe Targetサービスが追加済み、かつProperty Token Overrides欄も設定済みだとat_property値が選択できるようになります。
※Adobe Experience Platform Tagsプロパティの環境(Developmernt、Staging、Production)単位で可
使い分けの要件に応じてエクステンションを使うかルールを使うかを検討してみてください。
やり方は、まず、タブで対象の環境を切り替えた上で、プルダウンメニューを「Match datastream configuration」からEnabledに切り替えます。
そうすると本機能に対応しているサービスの設定欄が出てきます。
ただし、データストリームに設定されていないサービスは入力不可状態となります。
また、上書き設定が不要なサービスはEnabledをDisabledに変更します。
Adobe TargetだとTarget property tokenでat_property値が選択できるようになります。
選択肢は先のデータストリーム設定のProperty Token Overrides欄の設定となります。
なお、プルダウンメニュー右横のアイコンをクリックするとデータエレメントを指定することができます。使い分けに条件がある場合にはデータエレメントでat_property値を返す実装を検討してみてもよいかと思います。