Adobe Analyticsの低トラフィックの閾値が増加

はじめに

「低トラフィック」のしきい値が改善されます。レポート上に「低トラフィック」に分類されて、これまで分析できなかった項目もしきい値が上がることで分析対象となります。

低トラフィックとは

「低トラフィック」とは何かについては、以下の記事を参考にしてください。「低トラフィック」の仕組みを含む記載があります。

しきい値の変更

デフォルトのしきい値が以下のように改善されます。

しきい値のレベル 現在 変更後
低しきい値 5000,000/月のユニーク値 2,0000,000/月のユニーク値
高しきい値 1,0000,000/月のユニーク値 2,1000,000/月のユニーク値

しきい値が改善されてできるようになること

  • セグメントは低トラフィックとして分類される値を、その対象として加えることはできませんが、改善されることでセグメントに加えることができるようになります。
  • レポート上に「低トラフィック」が表示されなくなります。

注意点

改善前に「低トラフィック」となった変数には適用されません。

まとめ

この改善で、ディメンション項目の一意な発生件数が多く困っていた方、細かい分析ができなかできるようになります。

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