Home » Column » Adobe Experience Cloud » Adobe Analyticsのデータ修復 API (Data Repair API )機能について Aug 17 2023 Off Adobe Analyticsのデータ修復 API (Data Repair API )機能について はじめに Adobe Analyticsでは、既存の計測データを削除または編集する方法として「データ修復 API (Data Repair API )」という機能が提供されています。本記事では、その概要をご紹介します。 データ修復 API (Data Repair API )とは データ修復 API は 2021 年にリリースされた機能です。以前の Adobe Analytics では一度計測して格納されたデータは、通常では編集や削除はできない構造になっていましたが、個人情報保護などの理由で、誤って取得した個人情報データの削除などの必要性が高まり、計測データの削除や編集機能が追加実装・強化されました。Adobe Analytics のほとんどのデータタイプと変数(prop や eVar 等)は、この API を通じて修復または削除できますが、イベント/指標、マーチャンダイジング変数、その他の変数タイプは使用できないことに注意してください。※サポートされる変数のリスト(ジョブ定義のリファレンス) アクションとフィルター条件 データ修復 API では、以下の項目を指定して特定の変数に対してアクションを実行します。レポートスイート期間変数アクション(set, delete, deleteQueryString, deleteQueryStringParameters)フィルター条件 データ修復 API で指定できるアクションには、以下の通り 4 パターンあります。set: 変数の値を上書きします。delete: 変数の値をクリアします。deleteQueryString: 変数の値が URL 形式の場合にクエリパラメーター全体を削除します。deleteQueryStringParamaters: 変数の値が URL 形式の場合に 指定した特定のクエリパラメーターを削除します。 データ修復 API には、データ復旧作業をより正確に行うためのフィルター条件が存在します。これらのフィルター条件には、データ列内の特定の値をターゲットにして、データをより正確に調整するためのオプションが用意されています。また、最近では 更に次の 3 つのフィルタリング機能が追加されました。1 つの変数でフィルタリングし、2 つ目の変数を変更する。例えば、eVar2 に「@」が含まれている場合は、eVar3 を削除します。数値または数値以外の値をフィルタリングするAND を使用して複数のフィルターを適用する。例えば、eVar2=”a” AND eVar3=”b” のように適用します。 なお詳細はこのガイドから参照することができます。このガイドには、データ修復 API を使用するために必要な情報が詳細に記載されています。またデータ修復 API を実行する方法に関する情報は、こちらの記事を参考にしてください。この記事には、API を実行する方法について詳細な手順が記載されています。また、API の利用にあたって知っておくべきことや、注意するべきことについても解説されています。 まとめ データ修復 API は有料サービスです。詳細およびステータスの確認については、Adobe アカウントチームにお問い合わせください。またデータ修復 API を使用すると、既存の Adobe Analytics データが完全に削除または編集されます。データの誤った削除や変更を最小限に抑えるために、十分な検討と慎重なアプローチをとることをお勧めします。 以上、ご参考になりましたら嬉しく思います。 Implement DigitalではAdobe Analyticsの導入・実装・運用を支援するサービスを提供しています。ご興味がありましたらお問い合わせください。 この記事をシェアする : Post navigation Previous PostPrevious Smartsheet導入支援サービスを追加しましたNext PostNext コラボレーションと承認プロセスの最適化を実現するSmartsheetの校正機能