Smartsheetの新機能まとめ(2025後半)
はじめに Smartsheetユーザーの皆様に向けて、2025年後半(7月〜12月)にリリースされた主要な新機能と、その具体的な活用シーンをまとめました。2025年後半のアップデートは、「AIの統合」と「テーブルビュー(新インターフェース)の操作性向上」、そして「大規模運用向けの管理機能」に重点が置かれています。 1. 2025年後半の主要な新機能 ① AIによる数式生成・解説機能(10月・12月) これまでグリッドビューのみだったAI機能が、新しい「テーブルビュー」でも利用可能になりました。 詳細: 自然言語(例:「完了日が今日を過ぎていて、ステータスが未完了の行にアラートを出して」)を入力するだけで、複雑な関数を自動生成します。 ここがポイント: 既存の複雑な数式をAIが日本語で解説してくれる機能も搭載。前任者が作った「解読不能な数式」のメンテナンスが劇的に楽になります。 ② テーブルビューでの「リクエスト管理」一元化(12月) 更新リクエストの状況確認が、シートの各行で直感的に行えるようになりました。 数値・指標: 「行アクティビティ インジケーター(RAI)」により、アクティブなリクエストがある行が一目でわかります。 詳細: 専用の管理パネルで、誰に・いつリクエストを出し、誰が未回答かを一括管理。「完了としてマーク」するクイックアクションも追加されました。 ③ ボードビュー(カンバン)の表示カスタマイズ(8月) タスク管理で多用されるボードビューに、3つのレイアウトオプションが登場しました。 縮小 (Compact): カラム幅を抑え、画面内に多くのカードを表示。 見やすい (Standard): デフォルトのバランス。 ワイド (Wide): カード幅を広げ、長いテキストやメモを表示。 ④ セキュリティ・ガバナンスの強化(10月〜12月) セキュリティスコア: 管理者が組織全体のセキュリティ設定を数値で把握できるようになりました。 Data Shuttle レポート: システム管理者向けに、組織内のすべてのData Shuttleワークフローの稼働状況をCSVで一括出力可能に。 2. 具体的な活用事例 新機能をどのようなビジネスシーンで活かせるか、具体的なケースを紹介します。 ケースA:PMOやチームリーダーによる「進捗督促の効率化」 利用機能:テーブルビューのリクエスト管理パネル 活用シーン: 毎週の進捗報告で、期限を過ぎている担当者に一括で更新リクエストを送信。 効果: 誰に催促済みで、誰がまだ回答していないかをシートをスクロールせずにパネル上で確認できるため、フォローアップの漏れがなくなります。 ケースB:非エンジニア部署での「高度なデータ集計」 利用機能:AI数式生成・解説 活用シーン: マーケティング部門で、キャンペーンごとの投資対効果(ROI)を算出したいが、INDEX(MATCH()) などの複雑な関数が使えない場合。 効果:…