Smartsheetの新機能まとめ(2025前半)

はじめに 2025年にリリースされたSmartsheetの新機能と、今後リリースが予定されている機能についてご紹介します。 2025年(5月現在)にリリースされた主な新機能 Smartsheetは、ユーザーエクスペリエンスの向上、コラボレーションの強化、業務効率化を目的とした多くの新機能を2025年にリリースしました。 新しいビューの導入と強化 テーブルビュー直感的でモダンなグリッドスタイルのインターフェースで、リアルタイムの共同作業、スマートな業務管理、大規模なデータ処理に対応します。自動保存、クイック検索・フィルタリング、改善された数式編集などの機能が含まれています。(一般提供開始: 2025年4月1日) タイムラインビュープロジェクトを時系列で追跡し、製品リリーススケジュールなど日付ベースのイニシアチブ管理に適したビューです。 ボードビュースプリントプランニングなど、アジャイルおよびカンバンベースのワークフローを効率化します。カード上で直接チェックボックスを操作できるようになりました。(2025年4月16日) データ連携と管理の強化 データ統合パネル (テーブルビュー内)シートを外部データソースに接続するための新しい方法が提供されました。(2025年4月10日) チェックボックス機能の向上ユーザーエクスペリエンスと生産性を向上させる新しいチェックボックス機能が発表されました。(2025年4月22日) コラボレーションとコミュニケーション機能の向上 未読コメントフィルターコミュニケーションを効率化し、重要な情報を見逃さないようにするためのフィルター機能です。(2025年4月10日または4月15日) 新しいビューでの会話における絵文字絵文字リアクションやメッセージへの絵文字挿入が可能になり、コミュニケーションがより豊かになりました。(2025年5月12日) APIの機能強化 ユーザー削除APIの強化プランからユーザーを削除するためのAPIコントロールが強化されました。(一般提供開始: 2025年4月30日) ユーザーの非アクティブ化・再アクティブ化APIの強化ユーザーのステータス管理に関するAPIコントロールが向上しました。(一般提供開始: 2025年4月1日) 操作性と生産性の向上 新しい合理化されたコンテンツ作成エクスペリエンス新規アイテムの作成、ファイルのインポート、ピボットの構築、削除済みコンテンツの復元などの操作が効率化されました。(2025年4月7日) ファイルライブラリの承認機能レビューサイクルを簡素化し、フィードバックを効率化します。(2025年5月1日) ワークスペースパネルでのエクスポート機能ワークスペースから直接データをエクスポートできるようになりました。(2025年5月13日) フィルターの適用と無効化の容易化重要な情報に焦点を当てやすくなりました。(2025年2月20日) ボード上のスイムレーンの整理の容易化ボードビューの整理がより簡単になりました。(2025年2月19日) AIを活用した機能 データの集計やグラフの作成、タスクの洗い出しなどを効率化する生成AI機能が搭載されました。 その他 コレクション機能ワークスペース内の情報を整理し、特定の情報や作業に集中できるようにアクセス制御を容易にする機能です。 Resource Management と Smartsheet の連携強化ワークフローの効率化が図られました。(2025年1月23日) 管理センターの合理化低アクセスのレポートが削除され、管理センターが使いやすくなりました。(2025年3月11日) 今後リリース予定の主な機能 Smartsheetは、今後も継続的にプラットフォームの強化を予定しています。 データリンク複雑な数式を必要とせずに、シート間でシームレスなデータ参照を可能にする機能です。 動的なドロップダウンチームが構造化データとやり取りする方法を効率化する機能です。 列リンク機能Smartsheet全体での列のリンクと参照を簡素化し、重複を削減する機能です。 AI搭載の数式ジェネレーターテーブルビューの数式編集エクスペリエンスの一部として提供予定で、複雑な数式の作成を支援します。 Microsoft Teams との連携におけるアクセス許可の更新2025年5月に実施予定です。 これらの新機能や改善により、Smartsheetはチームの業務遂行能力と生産性の向上をさらに支援していくことを目指しています。詳細や最新情報については、Smartsheetの公式ウェブサイトや製品リリースニュースをご確認ください。 <ご参考> Smartsheet 製品リリース ニュース https://jp.smartsheet.com/content-center/product-news/release-notes Smartsheet コミュニティ –…

Smartsheetのダッシュボードで動的なグラフを作成する

はじめに Smartsheet ダッシュボード内に動的なグラフを作成すると、データの傾向や指標をリアルタイムで視覚化できるため、より情報に基づいた意思決定が可能になります。グラフをダッシュ​​ボードに効果的に統合するためのステップバイステップ ガイドをご紹介します。 1. レポートウィジェットを追加する まず、ダッシュボードにチャート ウィジェットを追加します。 ダッシュボードの右上にある「鉛筆アイコン」(ダッシュボードの編集)をクリックします。 右側のツールバーで、「+」アイコンをクリックして「グラフ」を選択します。 注意: ダッシュボードを編集するために必要な権限があることを確認してください。 2. データソースを選択する グラフを設定する前に、グラフが表すデータを選択する必要があります。 「データとグラフタイプ」セクションで「データの追加」をクリックします。 表示されるダイアログの左側で目的のデータを含むシートまたはレポートを選択します。 同じダイアログの右側でデータ範囲を選択したら、「OK」をクリックします。  ヒント: 後でデータ範囲を変更する必要がある場合は、ウィジェットを編集し、「データの編集」をクリックして調整します。 3. 適切なグラフタイプを選択する データを選択したら、それを表す最適なグラフの種類を決定します。Smartsheet は、データの構造に基づいてグラフの種類を提案する場合があります。ただし、「グラフ ウィジェットの編集」フォームの右側にあるオプションから別の種類を選択することもできます。 グラフタイプ 説明 折れ線グラフ 平滑線グラフ ステップライングラフ 時間の経過に伴う数値の変化を示すのに最適です。 縦棒グラフ 横棒グラフ 積み上げ縦棒グラフ 積み上げ横棒グラフ 数値を直接比較するのに適しています。 円グラフ ドーナツグラフ 個々の数値がデータセット全体とどのように関連しているかを示すのに最適です。 注意:グラフが期待どおりに表示されない場合は、「行/列の切り替え」を選択してみてください。また、円グラフとドーナツグラフではゼロ値が表示されないことに注意してください。 4. サポートされているグラフタイプを理解する Smartsheet ではさまざまな種類のグラフが提供されています。 折れ線グラフ 平滑線グラフ ステップライングラフ 横棒グラフ 積み上げ横棒グラフ 列 積み上げ縦棒グラフ 円グラフ ドーナツグラフ 散布図  グラフウィジェットは以下の列タイプのみをサポートします。…

Smartsheetのオプション機能紹介 – Resource Management編

はじめに Smartsheetでは、使用方法の効率化と柔軟性をさらに高めるために、いくつものオプション機能を用意しています。今回は「Resource Management」についてご紹介します。 Resource Managementの特徴 Resource Managementは、プロジェクトのリソース管理を効率化するためのツールで、特にチームメンバーやリソースの可視化、計画、調整に役立ちます。主な特徴は以下の通りです。 1. リソースの可視化 リソースの稼働状況をリアルタイムで把握できます。チームメンバーの作業負荷、進行中のプロジェクト、タスクの割り当てなどを一目で確認できます。 ガントチャートやカレンダーでリソースの利用状況を視覚的に表示でき、リソースの重複や不足を早期に発見できます。 2. リソース計画と予測 プロジェクトに必要なリソースを計画し、最適な配分を行えます。リソースの過剰割り当てや不足を避けるための予測機能が充実しており、リソースの最適化が可能です。 3. リアルタイムの更新とコラボレーション プロジェクトメンバーや管理者は、リアルタイムでリソースの状況を更新・共有できます。これにより、チーム全体の協力体制が強化されます。 コメントやアクション項目をタスクに直接追加でき、チーム内でのコミュニケーションが円滑になります。 4. リソースの追跡とレポート作成 リソースの進捗を追跡し、効果的なレポートを生成できます。タスクの進行状況やリソースの利用状況を分析することで、プロジェクトの効率性を向上させることができます。 5. リソースのスキルマッチング チームメンバーのスキルを管理し、プロジェクトに最適なリソースを割り当てることができます。これにより、スキルに合ったタスクを割り当てることができ、パフォーマンスの向上が期待できます。 6. 統合とAPI連携 Smartsheetは他のツールやアプリケーションと連携が可能で、既存のワークフローに組み込みやすくなっています。例えば、Google WorkspaceやMicrosoft Officeとの統合、Zapierなどの自動化ツールを使って他のシステムとデータを連携できます。 7. リソースのパフォーマンス分析 リソースの稼働状況やパフォーマンスをデータとして蓄積し、分析することで、今後のプロジェクトに活かせるインサイトを得ることができます。 8. リソースプールの管理 複数のプロジェクトや部門を跨いでリソースを管理することができ、リソースプールの最適化が行えます。これにより、リソースの過剰割り当てや不足を防ぎ、全体的なリソース利用の効率を向上させます。  これらの機能を通じて、SmartsheetのResource Managementはリソースの管理や最適化を効果的に支援し、プロジェクトの成功に貢献できます。 詳しくは下記をご欄ください。https://jp.smartsheet.com/platform/resource-management?utm_source=chatgpt.com Resource Managementの新機能 2024年12月にSmartsheet と Resource Management の間のプロジェクト フェーズを統合する新機能を導入し、2 つの製品間でより統一されたシームレスなエクスペリエンスを実現できるようになりました。ユーザーは、Smartsheet でフェーズ列を設定し、開始、計画、実行などのフェーズをResource Managementに直接同期できるようになりました。この統合により、フェーズレベルでの時間、予算、リソース使用率の詳細な分析が可能になり、効率が向上し、意思決定が向上します。 フェーズ列を設定するには、シートの右側のナビゲーションにある [Resource Management] アイコンをクリックします。新しいシートの場合は、オプションの列まで下にスクロールし、[フェーズ] で [新しい列を追加] をクリックします。すでにResource Managementに接続されている既存のシートの場合は、メニュー…

Smartsheet ダッシュボードで利用可能なウィジェット

はじめに Smartsheetは、プロジェクト管理、タスク管理、ワークフローの自動化など、様々な業務に活用できる強力なワークマネジメントツールです。その中でもダッシュボード機能は、プロジェクトの進捗状況や重要な指標を一目で把握できる視覚的なインターフェースを提供し、データに基づいた意思決定を支援します。Smartsheetのダッシュボードは、様々な種類のウィジェットを組み合わせて自由にカスタマイズすることができます。この記事では、ダッシュボードで利用可能な8種類のウィジェットの設定例と設定内容を具体的に解説し、それぞれのウィジェットの特徴を活かした効果的な活用方法をご紹介します。 1. メトリック シートの1 つ以上のセルのデータを表示できます。 設定例 設定項目 データとレイアウト アイテム 説明 データソース 元になるシートを指定します。 レイアウト URL がインデックスに登録されているかどうかレイアウトを以下から選択します。 ・上下に並べて表示 ・左右に並べて表示 タイトル アイテム 説明 タイトルを表示 タイトルの表示・非表示を指定します。 タイトル タイトルを入力します。 タイトルのスタイル設定 タイトルのスタイル(フォントサイズ、カラー)などを指定します。 ウィジェットの動作 アイテム 説明 ウィジェットの動作 クリックしたときの動作を以下から選択します。 ・何もしない ・データソースを開く ・別のサイトを開く ・Smartsheetアイテムを開く 2. グラフ シートやレポートのデータのをグラフで表示できます。 設定例 設定項目 データとグラフタイプ アイテム 説明 データソース 元になるシートを指定します。 含める列 含める列を指定します。 列名をカテゴリラベルとして使用 列名をカテゴリラベルとして使用するかを指定します。 最初の列を系列ラベルとして使用 最初の列を系列ラベルとして使用するかを指定します。 行/列の切り替え 行と列の切り替えを行います。 グラフタイプ…

Smartsheet ダッシュボードの作成・編集方法

はじめに Smartsheetのダッシュボードは、チームが必要とするすべての情報を一箇所に統合​​し、重要なデータをリアルタイムで表示できるコミュニケーションツールです。ダッシュボードの構成要素である簡単に構成できるウィジェットには、シートやレポートからのリアルタイム データが表示されます。今回はダッシュボードの作成方法と編集方法について紹介します。 新しいダッシュボードの作成方法 (1) 作成する場所(シートまたはワークスペース)に移動し「作成」をクリックします。 (2) メニューから「ダッシュボード/ポータル」を選択します。 (3)「名前を入力し「OK」をクリックします。 (4)ダッシュボードが作成されます。 ダッシュボードの編集方法 作成されたダッシュボードの所有者または管理者であれば、ウィジェットを追加したり、ダッシュボードの背景色を変更したりできます。追加の編集ツールには、ショートカットメニューからもアクセスできます。 (1) ダッシュボードを編集するには画面の右上隅にある編集アイコンをクリックします。 (2)右側のナビゲーション バーで、次のいずれかのアイコンをクリックします。 ダッシュボードのテーマ:ダッシュボード全体の色テーマやキャンバスの色を指定します。 ウィジェットの追加:ダッシュボードにウィジェットを追加します。 ウィジェットの設定:ダッシュボードでウィジェットを編集します。 (3)「ダッシュボードのテーマ」を選択した場合、以下のようにテーマと背景色を指定することができます。   (4)「ウィジェットの追加」を選択した場合、以下のように様々なウィジェットを選択することができます。   (5)「ウィジェットの設定」は既にダッシュボードに配置したウィジェットの編集を行う場合に利用します。以下は画像ウィジェットの編集画面となります。   (6) ダッシュボードの編集が完了したら「保存」をクリックします。 (7) 保存されたらダッシュボードが表示されます。   以下は画像ウィジェットを1個配置したシンプルなダッシュボードです。 まとめ Smartsheet のダッシュボードには、データを統合し、洞察を視覚化し、効果的に共同作業を行うための強力なツールが用意されています。高度なカスタマイズ オプションを活用して、チームのニーズに合わせた動的でインタラクティブなダッシュボードを作成できます。これらの機能を活用してワークフローを変革し、より適切な意思決定を促進しましょう。 Implement DigitalではSmartsheetの導入・実装・運用を支援するサービスを提供しています。ご興味がありましたらお問い合わせください。 また、製品を無料で試してみたい方、ご購入のご相談などについては下記サイトをご覧ください。▶︎ ︎Smartsheetの無料トライアル

Smartsheetのオプション機能紹介 – Data Shuttle編(その2)

はじめに Smartsheetでは、使用方法の効率化と柔軟性をさらに高めるために、いくつものオプション機能を用意しています。今回は「Data Shuttle を使用した動的なドロップダウンの作成」についてご紹介します。 Data Shuttle を使用した動的なドロップダウンの作成 前回はData Shuttle の全体的な機能概要を解説しましたが、今回はさらにData Shuttle の特徴的な機能として、オフロードおよびアップロード機能を使用して、Smartsheet のシートおよびフォームに動的なドロップダウンを作成する機能をご紹介します。 Smartsheet を活用していくうえで、例えば「日々追加されるタスクのタスク名をフォームのドロップダウンリストに自動で追加して選べるようにしたい」というような場面で有効な機能です。 動的なドロップダウンを作成する このプロセスでは、Smartsheet からリストをオフロードすることを前提としています。Data Shuttle を使用してアイテムのリストをアップロードすると、同じシート、別のシート、.csv または .xlsx ファイルのリストから、ドロップダウンの選択肢を更新できます。  Data Shuttle でオフロード ワークフロー を作成し、ソースのアイテム リストを出力します。これが .csv または .xlsx ファイルのドロップダウン メニューに入力されます。 Data Shuttle でアップロード ワークフロー を作成し、オフロードされたファイルをインポートします。ドロップダウン オプションを更新するターゲット シートで、[選択した列のドロップダウンの選択肢を更新する] ワークフロー アクションを使用します。  オフロード ワークフローとアップロード ワークフローにスケジュールを設定すると、ワークフローが自動的に実行され、ドロップダウン オプションはソース リストと同期されます。 動的なドロップダウンのドロップダウン リストは、別の場所でそのリストが変更されると自動的に更新されます。 まとめ 今後もさらに、Smartsheet のエキサイティングな機能や機能強化の最新情報をお届けします。重要な作業を最大化するのに役立てていただければ幸いです。Implement DigitalではSmartsheetの導入・実装・運用を支援するサービスを提供しています。ご興味がありましたらお問い合わせください。 また、製品を無料で試してみたい方、ご購入のご相談などについては下記サイトをご覧ください。▶︎ ︎Smartsheetの無料トライアル

Smartsheetのシートサマリーレポートについて

はじめに プロジェクト管理では、プロジェクトの主要指標を明確かつ簡潔に把握することが重要です。Smartsheet のシートサマリーレポートは、複数のシートから重要な情報を集約して視覚化し、高レベルのポートフォリオ ビューを提供する強力な手段です。このガイドでは、シートサマリーレポートを効果的に作成して活用する手順を説明します。 シートサマリーレポートとは? シートサマリーレポートを作成する手順を説明します。 作成メニューからレポートを作成 シートまたはワークスペースで右上の「作成」をクリックしメニューで「レポート」を選択します。 Create Reportダイアログが表示されますのでNameにレポート名を入力します。 Report Typeで「Sheet Summary Report」を選択し「OK」をクリックします。 レポート基準を定義 元のシート:このレポートに取り込むシートとサマリーを指定します。個々のシート、フォルダー、またはワークスペース全体を選択できます。 表示する列:レポートに表示するサマリー フィールドまたはシステム列を選択します。 フィルター条件:レポートに表示するサマリー情報のパラメーターを定義します。 グループ:類似の値をグループにまとめて、行を論理的なカテゴリに整理します。 集計:Extract key information, such as the count of completed projects. 並び替え:完了したプロジェクトの数などの重要な情報を抽出します。 最初のステップは常に元のシートを選択することです。次に、表示する列を選択します。 その後、フィルター条件、グループ、集計、並べ替えの各ツールを使用して、データを整理していきます。 カスタムシートサマリーフィールドの編集 元になるシートに戻ることなく、レポート内のフィールドを直接編集できます。これにより、ポートフォリオビューの更新と維持が容易になります。 変更したい行の左側のセルの省略記号をクリックし「編集」を選択します。 元のシートにカスタムフィールドがある場合は、シートサマリーフォームが開きます。 フォームの内容を変更し「保存」をクリックします。 シートサマリーレポートのメリット 統合ビュー:複数のシートのデータを 1 つのレポートに集約して、包括的なサマリーを表示します。 リアルタイム更新:レポートは設定した基準に基づいて自動的に更新されるため、常に最新の情報が得られます。 コミュニケーションの強化:チャートとダッシュボードでデータを視覚化し、関係者に進捗状況を効果的に伝えます。 カスタマイズ性:ニーズに最も関連性の高い情報を表示するようにレポートをカスタマイズ出来ます。 効果的な使用のヒント 定期的な更新:正確なレポートを維持するために、ソース シートが定期的に更新されていることを確認します。 フィルターの賢く利用:フィルターを適用して、最も重要なデータ ポイントに焦点を当てます。 ダッシュボードの活用:レポートをダッシュ​​ボードに埋め込むことで、データをよりインタラクティブかつ視覚的に表現できます。 シートサマリー数式を使用して主要なプロジェクト指標を計算する シートサマリー数式を使用すると、サマリー フィールドで計算を実行し、プロジェクトメトリックに関するより深い洞察を得ることができます。たとえば、タスクの平均完了時間、費やした予算の合計、完了したタスクの割合を計算できます。 シートサマリーの領域に、等号…

Smartsheetのオプション機能紹介(Data Shuttle)

はじめに Smartsheet では、使用方法の効率化と柔軟性をさらに高めるために、いくつものオプション機能を用意しています。今回は「Data Shuttle」についてご紹介します。 Data Shuttle の概要 既存システムとSmartsheet間のシンプルなデータ接続 Data Shuttleについて Smartsheet Data Shuttle を使用すると、エンタープライズ ソフトウェア システムから Smartsheet にデータをインポートできます。 Data Shuttleでのアップロードワークフローの作成 アップロード ワークフローを作成して、外部データ ソースを接続し、Smartsheet にアップロード、編集、書き込みします。 Data Shuttle でのオフロード ワークフローの作成 Data Shuttle オフロード ワークフローを使用すると、Smartsheet から他の Smartsheet 添付ファイル/ストレージにシートを簡単にオフロードできます Data Shuttleワークフローの管理 Data Shuttle ワークフローを使用して、Smartsheet またはその他のアプリケーション内でデータをアップロードまたはオフロードします。 Data Shuttle のユースケースと FAQ Data Shuttle を使用するには: ターゲット シートの所有者、管理者、または編集者の権限を持つユーザーである必要がありますData Shuttle Premium Application per ……

Smartsheet管理者機能(Enterprise Plan Manager編)

はじめに Smartsheetは、ワークフローの合理化とコラボレーションを強化し、プロジェクトの可視性を向上させるために設計された強力な作業管理および自動化プラットフォームです。今回は複数のプランを統合管理するEnterprise Plan Managers機能について紹介します。 Enterprise Plan Manager(EPM)の概要 会社が拡大するにつれて、多くの部門がタスク管理のために Smartsheetを個別に実装していることにがあります。このような場合、複数のプランを 1 つに統合し、そのプランで必要なセキュリティ制御を構成して、Smartsheetのプラン全体にセキュリティとガバナンスのルールを一元的に適用することができます。 Enterprise Plan Manager (EPM) を使用すると、会社内のすべての Smartsheetプランがセキュリティ、ガバナンス、コンプライアンスの標準に準拠していることを確認できるようになります。 EPMを使用して以下の2レベルのプラン階層を作成します。 メインプラン:このプランはメインのプランになりポリシーを確立します。これ以外のプランはファミリーとしてこのメインプランに追加されます。 マネージドプラン:これらのプランではメインプランからガバナンスガイドラインが引き継がれます。  重要: Enterprise Plan Managerを使用するには、メイン プランの管理者である必要があります。 メインプランを指定する 通常メインプランは、既存のプランか、Smartsheetエンタープライズ プランを作成することで指定します。メインプランでは、ドメイン検証、ユーザープロビジョニング、および認証を制御します。管理センターから、これらのポリシーを設定し、組織内の他のプランをファミリーとして追加できます。 管理センターからEnterprise Plan Managerにアクセスする メイン プランを指定するには、Smartsheetのテクニカルアカウントマネージャーまたはカスタマー サクセスマネージャーにお問い合わせください。 ※メインプランでプラン管理タスクを実行するには、 [組織/団体ビュー] を使用します。またIT チーム内のユーザーを管理するには、[メイン プラン] ビューを使用します。ビューの切り替えは管理センターの左側メニューの下部にあるビュー スイッチャーを使用します。 ドメインを検証する メインプランの管理者が検証すると、メイン連絡先の電子メール アドレスがドメインと一致するすべてのプランが Smartsheet にリストされます。 メインプラン以外のプランは、マネージドプランになり、メイン プランの設定が引き継がれます。 この手順では、検証済みのドメインで Smartsheet を使用しているユーザーのみが表示されます。他のユーザーのプランには影響しません。 複数のドメインを検証できます。 認証を構成する 組織の全てのユーザーがSmartsheet にアクセスするために使用するサインイン方法を設定します。…

Smartsheetの新機能ピックアップ(2024前半期)part2

はじめに Smartsheet では、2024 前半期に使用方法の効率化と柔軟性をさらに高めるために、いくつかの製品強化が行われました。今回は第2回目として「AI機能」と、「ワークロード追跡機能」についてご紹介します。 Smartsheetの新機能ピックアップ(2024前半期)part1はこちら AIを使用して数式やテキストを生成する Smartsheet は、最初の AI 機能を正式にリリースしました。 https://youtu.be/LB884SmePyM ジェネレーティブAIを使用して、複雑な関数や構文を学習することなく、実用的な数式を作成し、テキストを分析、処理、またはドラフトできます。 Smartsheet は、データの分析、KPI の計算、情報の整理を簡単に行うことができる強力な数式と関数を長い間提供してきました。今回追加されたAI機能は、概念を説明するだけで、AIが残りの処理を行い、シート内で直接列を参照する実用的な数式を生成できます。これにより、シンプルで効率的な数式作成が可能です。 また、AIテキストと要約機能は、シート データを活用して、説得力のある広告コピーの作成、特定のインサイトの抽出、センチメントの分析、テキストの翻訳、タスクの要約などが行えます。 なおこのAI機能は、 エンタープライズ プランのライセンス ユーザーが利用できます。 ワークロードの追跡 複数のプロジェクトを同時に管理し、タスクの割り当て、チームメンバーの作業負荷、プロジェクトの責任に関する不確実性を解決するために2つの新しいワークロード追跡機能が追加されました。 これらの機能は、チームのパフォーマンスを向上させ、プロジェクトの実行を効率化するように設計されています。 ワークロード ヒートマップ このヒートマップは、チームの空き状況を視覚的にスナップショット表示し、タスクを割り当てるメンバーが実際に作業を引き受けられるかどうかの確認ができます。 合理化された意思決定に役立つでしょう。 ワークロードスケジュール この機能により、ヒートマップの拡張ビューが導入され、チーム メンバーが関与しているプロジェクトの概要と、過剰割り当ての理由を特定する詳細な全画面表示が提供されます。このビューでは、タスクの再割り当て、タスクのタイムラインの調整、および割り当ての割合の微調整により、チーム メンバー間でバランスの取れたワークロード分散を確保することで、割り当て超過を効果的に解決できます。 ワークロードの追跡機能は、Smartsheet ビジネス プランまたはエンタープライズ プランのライセンス ユーザーが利用できます。 まとめ 今後もさらに、Smartsheet のエキサイティングな機能や機能強化の最新情報をお届けします。重要な作業を最大化するのに役立てていただければ幸いです。Implement DigitalではSmartsheetの導入・実装・運用を支援するサービスを提供しています。ご興味がありましたらお問い合わせください。 また、製品を無料で試してみたい方、ご購入のご相談などについては下記サイトをご覧ください。▶︎ ︎Smartsheetの無料トライアル